薄毛の原因になる5αリダクターゼ
DHTが増えると栄養が必要ないと判断された頭皮や髪の毛まで血流が流れず、その結果髪が育つ前に抜けやすくなってしまうのです。さらに新しく生える髪の毛にも栄養が渡らなくなり、その内新しく生えてくる髪の毛の本数そのものが減少していきます。これらを繰り返した最終形が男性型脱毛症となるわけですね。
では、DHT増加の大きな要因である5αリダクターゼを抑えるためにはどうしたらよいのでしょうか。
それには亜鉛やノコギリヤシエキスの成分を取り入れることが効果的なのです。滋養強壮としても使われる亜鉛は、男性には不足しやすい栄養素となります。人体にたくさんあるミネラルの中でも体内のタンパク質を髪の毛や骨、筋肉などの組織に変化させる働きをしてくれるのです。
またノコギリヤシエキスは、海外では何十年も前から医薬品や食用に使われてきた植物で、男性特有の前立腺肥大にも効果があると言われています。
亜鉛やノコギリヤシエキスは簡単に摂取することができませんので、サプリメントなどで摂取することをお薦めします。年齢を重ねたからだと諦めることはありません。頭皮のかゆみなどが出てきた場合には、原因をしっかり探り当ててケアしていくというのが薄毛や抜け毛予防にもつながっていきます。
DHTを調整することで薄毛や抜け毛に対応していくことができるのです。